雛のつるし飾り(ひなのつるしかざり)とは、江戸時代後期から伝わる伊豆稲取地方の 風習、吊るし飾りのこと。長女の初節句に、無病息災、良縁を祈願して、雛壇の両脇に 細工を吊すもの。過去においては庶民の雛壇代りでもありました。 一針一針願を込め作られた 鯛や大根など様々な飾りが吊り下げられた様は見事でした。